20、30代男性8割「共働きしてほしい」 女性の「専業主婦願望」と大きな溝

(http://www.j-cast.com)

「専業主婦になりたい」という20、30歳代女性が増えているが、20、30歳代男性の8割が結婚相手に「共働き」を希望していることが、結婚相談所の調査でわかった。男女の考え方の溝は深まる一方だ。

若い女性の専業主婦願望は高まっている。「第4回全国家庭動向調査」(国立社会保障・人口問題研究所)によると、「夫は外で働き、妻は主婦業に専念」という考えに「賛成」と答えた既婚女性が 1993年の調査開始以来、初めて増加に転じた。賛成派は、29歳以下が47.9%で、前回調査(03年)を12ポイント上回った。30歳代は41.7%が賛成で、7ポイント上昇。08年7月1日に調査票を配布し、有効回答を1万192票得た。このうち妻が回答した6870票を対象に分析した。

「フルタイムで働いて欲しい」が増える
専業主婦になりたくても、なかなか願いはかなわない、しかし、大手結婚相談所オーネットが20、30歳代の未婚男性1135人に行った理想の結婚相手に関する調査(09年)を見ると、男女間でズレがあるのがわかる。

40.4%の20、30歳代未婚男性が、「結婚相手にフルタイムで働いて欲しい」と答え、「派遣などで働いて欲しい」と答えた男性も38.9%にのぼる。8割が共働きを希望し、「専業主婦でいて欲しい」は25.1%だった。
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